石鹸の釜焚き製法とは?

石鹸が作られる工程

石けんの原料(素地)は天然油脂と苛性ソーダで構成されます。

この天然油脂に含まれる脂肪酸と、苛性ソーダのナトリウムが結合して石けん(脂肪酸ナトリウム)になります。これが鹸化とよばれています。

石鹸の良し悪しや特長(洗浄力、泡の量や質)は、脂肪酸の種類によって決まります。

 

釜焚き製法と独自のナチュラルプロセス製法を組み合わせて作られています。
塩析と呼ばれる石けん成分を分離する工程はとっておらず、原料の油脂の素材の成分をそのまま石けんに残す手法をとっています。

釜焚き製法(鹸化法)とは

釜焚き製法」(鹸化法)による石鹸つくりは、古来からある工法です。

かまだき

出典:Absolute Gem+

薪で火力を上げ約3日間ほどかけてじっくりと炊き上げ天然油脂を釜の中で加熱・撹拌し苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)水溶液を加えます。

そうすると天然油脂の分子が脂肪酸とグリセリンに分解されます。
脂肪酸はナトリウムと結合(鹸化)します。

釜の中には石けん・グリセリン・遊離脂肪酸・遊離アルカリが混在しており、石けんの純度を高める為に、窯の中に食塩を加えます。

そうすると、石けん以外の物質は塩と反応して凝固して釜の底に沈澱します。(塩析)

釜の中の沈澱が終わった後に釜上部の良質な石けんのみを取り出します。

炊き上げた石鹸は何工程にも分けて数十日から数か月間、自然乾燥させ、熟成させます。

 

石鹸の釜焚き製法のメリットは?

機械式の方法(脂肪酸中和法)では、天然油脂に含まれる貴重な保湿成分のグリセリンを残すことは出来ません。

釜焚き製法では、天然保湿成分グリセリンを壊さずに、そのまま豊富に含ませることが出来るのでお肌の潤いや必要な皮脂をとりすぎることなく、しっとり潤いをお肌に与えることが出来ます。

 

コメントを残す