アミノ酸系洗浄剤(成分)は、界面活性剤の中で最もお肌に優しく 刺激が少ないと言われています。
アミノ酸自体は、ヒトの体を構成している成分なので、お肌への親和性は高いので、低刺激です。
一方で、値段が高いので、あまり普及していないのが実情です。
界面活性剤の中で最もよく使われているのが、高級アルコール系界面活性剤、ラウレス硫酸ナトリウムです。
高級アルコール系界面活性剤、ラウレス硫酸ナトリウムは、分子量が大きくて、毛穴の隅まで入っていきません。従って肌表面の汚れは落ちますが、肌内部まで浸透しないので、汚れが残ってしまいます。
アミノ酸系洗浄剤(成分)の大きな特長は、「選択洗浄性」
つまり、いらないものを洗い流し、必要なものを洗い流さないという事。
これを肌に当てはめると、皮脂汚れや古い角質は洗い流しますが、保湿の為の皮膚のバリアや新しい角質は洗い流さないこと。
アミノ酸系洗浄剤(成分)の利点は、
- きめ細かい泡立ち
- 適度な洗浄力
- 皮膚の保湿やバリア成分(アミノ酸、NMF、コレステロール、セラミド)を取りすぎない
- 目にしみにくい
- 洗浄力、泡立ちが落ちにくい
- お肌に残りにくい
- 洗った後の、きしみやつっぱり感がでにくい
ことがあげられます。